ほかほか健康ショップ

「アレルギーと住環境」6

2019年9月20日


桐の箱の中では食物の水分が排出され、桐の木はこの水分を一旦吸収、そして、桐箱内部の水分が不足して乾燥すると、蓄えていた水分は桐箱の中の食品に戻ります。
その時遠赤外線効果を伴う保水作用で箱の中の食用ホウズキは美味しさを増したという訳なんです。
桐の木はこの「アク抜き」という工程なしでは健康を増進させる効果はほとんど得られないのです。

私たちはこれだけ食用ホウズキの生命を延命させた桐の木を、人の住む住宅の内装材や生活サポート製品に利用しようと取り組みを始めました。
イキイキした桐を育てるために私たちはまず、NPO法人「桐、ささやかな植樹祭」を設立しました。
農薬や化学肥料、殺虫剤を一切使わない桐の木の植林からスタートしたのです。
私たちの育てる桐には化学物質がほとんど含まれていません。

成木になった伐採後は、アク抜きによってその濃度は極限まで減少していきます。
更に厚みのある桐から輻射される遠赤外線はダニの嫌う波長ですから、桐を床にした部屋ではダニが発生しないのです。
秋にダニの死骸も確認されていないのです。
この特長を一番活かした世界に誇れる日本の伝統工芸が『桐箪笥』です。
日本の伝統は、いよいよ免疫力の低いアトピーや化学物質過敏症の方でも安心して暮らせる住いに新たな可能性を提供できるようになったのです。

NPO法人 桐、ささやかな植樹祭 理事長 八木隆太

ほかほか健康ショップでは
オリジナルの植林した桐材を販売しています。
「桐のトータルプロデュース」