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アグロフォレストリー2

2019年10月11日


ブラジルのアマゾンでは森林伐採などで荒廃した土地を活用してカカオ、アサイー、マングローブ、マンゴーといった樹木や果実を栽培し、収穫した果物を先進国に輸出して収入を得ています。
10年から20年後には森が再生するという、森を生かしながら経済と環境を維持するといったモデルが実際に動いています。

アグロフォレストリーが初めて政策的・体系的に行われたといわれるのは、1806年ミャンマーで開発された「タウンヤ・システム」で、チークが育つまでの間、林床にマメ類やトウモロコシなど一年生の農作物を間植するものでした。
「チークが育つまでの除草の手間を農業によって省き、かつ農作物の収入を得ながら、最終的には樹木伐採による利益を得る」というもので、これが歴史的アグロフォレストリーのスタートです。

桐の植林・育林に留まらず、その加工・販売に至るまで、桐産業としての一貫したサイクルを確立できたことにより、安心して植林にとりかかることができます。
「桐の植林」