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シックハウス症候群対策施行1

2019年12月10日


近年、住宅の高断熱・高気密化の増加傾向と比例するようにシックハウス症候群という問題が発生してきました。
シックハウスは、燃焼する機器による水蒸気の発生による室内結露などが原因で発生するカビやダニ、建築材料や家具などに含まれる化学物質の発散や換気設備の不備による空気の悪化などが要因でめまいや吐き気、アトピー性皮膚炎などの体調や健康不良の症状を引き起こします。
症状の増加に伴い社会問題化されてきたため、昨年、国土交通省より提出された「建築基準法改正案」にシックハウス症候群対策が織り込まれました。

大きくは2つの項目が盛り込まれました。
ひとつはクロルピリホスとホルムアルデヒドの化学物質の使用禁止・規制に関する項目。
ふたつ目は換気設備の義務づけに関する項目です。

クロルピリホスとは農業やシロアリ駆除等に使われている有機リン系の殺虫剤で、土台等の木材などにクロルピリホスを塗ったり、含有している建築材料は居室を有する建築物には使用禁止になります。
ホルムアルデヒドとはガス状の有機化合物で、水に溶けやすい性質があります。
ホルムアルデヒドが一定の割合で水に溶けたものをホルマリンと呼び、消毒剤や防腐剤などに使用されたり、建材や接着剤等の建築材料だけでなく家具やカーテン・衣類・日用品などにも幅広く使われています。

桐の植林から作る健康住宅 無農薬・無化学肥料で育てた桐を使った住宅の内装をしています。
「桐のエコロジーリフォーム」