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木炭利用で健康住宅1

2019年6月18日


木炭は最近になって、燃料用途以外で河川や空気の浄化、土壌改良など環境改善のだめの利用法が注目されています。
さらには健康な住宅環境を保つためにも、木炭の働きが大変効果的であることが明らかになっています。
これら新用途炭は、健康志向の高まりもあってマスメディアにもよく登場しますが、反面で誤った情報も少なくありません。

新用途炭の利用にあたっては、その利用目的に適した種類の炭であるか否かを、まず判断する必要があります。
ところが私たちが実際の炭を見たところで、その種類は何か、生産地はどこか、ましてや炭化温度はどの位なのかなど、どれも大事な判断要素なのに確信が持てません。
一例として、近年は中国や東南アジアからの輸入炭が急増していますが、素材や技術面で不透明なことが多いため、現状では安心感が得られません。
輸入炭が急増するのは、資本の論理が優先された結果であリ(輸人コストを加味しても国産より安価)、その結果が原生林の乱伐となり、昨年の中国での悲惨な大洪水を引ぎ起こすことにもつながってゆくのです。

日本の国土は7割弱が森林ですが、世界一の木材輸入国です。
その森林も今や大半が人工林に変わってしまい、その保守や木材資源の利用法についての国の対応ぷりはまったく貧困な状況です。
自然災害を予防する観点からも人工林の適宜伐採が必要であり、今後いっそう問題化することは確実です。
そこで床下などの住宅用途として、国産の間伐材を原料とした木炭が真に環境に優しい「環境循環型の資材」として期待されています。

桐の植林から作る健康住宅 無農薬・無化学肥料で育てた桐を使った住宅の内装をしています。

「桐の健康住宅エコロジーリフォーム」