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新型コロナウイルス「日常での注意点」

2020年2月27日


新型コロナウイルス感染症対策は、国内での流行期・蔓延期に向けて舵を切り始めました。
感染経路がはっきりしない患者も増えてきたためです。
「水際対策」や「封じ込め」を狙う時期は過ぎたことを前提として、新型インフルエンザと同様、通常医療を崩壊させないことも重要になってきます。

流行期が2-3カ月は続くと考えられる中、社会生活をどこまで制限すればいいのでしょうか。
市民が気をつけなくてはいけないポイントをチェックしてみましょう。

1.注意したいこと

・自分で体調管理を行い、体調がすぐれないときは朝夕の体温測定をする
・病院や施設での面会を控える
・人が多く集まる室内での集会への参加は必要なものだけに限る
・公共交通機関でつり革や手すりに触れた後は、鼻、口、目を触らない
・会社、学校、自宅に着いたら手洗い、うがいをする
・時差通勤でラッシュアワーを避ける
・テレワークを活用する

・37.5度以上の発熱、咳、倦怠感がある場合は、出来るだけ会社、学校を休む
・37.5度以上の発熱、咳、倦怠感がある場合に、人と接触する場合はマスクを着用し、手で鼻や口を触ったら手洗いをする
・体調不良の人と接する場合はマスクを着用する

2.注意したい症状

・37.5度以上の発熱、咳、倦怠感などに加え、呼吸苦や息切れがある場合
・37.5度以上の発熱、咳、倦怠感などの症状が5日以上持続する場合

3.病院にかかるには

・帰国者・接触者相談センターなどに相談してから病院
(一般外来でなく、帰国者接触者外来)を受診する

4.高齢者や基礎疾患のある人は

・毎朝夕、体温測定をする
・多くの人が集まる集会場などに行くことを控える
・インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチンを接種していない人は医療機関で接種する

※日本感染症学会、日本環境感染学会が発表した資料
「水際対策から感染蔓延期に向けて」から抜粋・要約

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