2024年10月23日
降圧目標値についても、若年・中年・前期高齢者(75歳未満)が『上140、下90未満→上130、下80未満』に、後期高齢者(75歳以上)が『上150、下90未満→上140、下90未満』へと引き下げられるなど、見直しがなされました。
高血圧の状態が長く続くと、心臓や血管に負担がかかり、脳卒中や心筋梗塞、心不全といった重篤な病気を引き起こす恐れがあります。しかし、高血圧は重症になるまで自覚症状がないため、血圧計で測定しない限り、自分の血圧が正常かどうかを知ることは難しいです。自覚症状がないまま長い年月が経過し、気付いたときには病状が深刻化していた…というケースが少なくありません。
高血圧の原因としては、先述したように生活習慣に関連するものが多くあり、これらに心当たりがある場合は見直しを行う必要があるでしょう。血圧は体の状態を表す大切な指標であり、健康のバロメーターになるものなので、ぜひ血圧測定の習慣をつけることをお勧めします。
循環器内科専門医、医療法人社団正恵会 藤井崇博理事長
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高血圧を活性化させる原因とも考えられ、万病の元ともいわれています。
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