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メディカルウォーキング「医歩」５

2024年2月29日

ただ、これだと筋肉が鍛えられている実感が湧きにくいと思います。そんな方は駅や職場の階段を一番飛ばしで上がる、しかも爪先からではなく、踵から着地して上がってみてください。苦しければ一段飛ばしにしなくてもＯＫ。普段と比べて足を大きく上げなければならず、負荷が全く違うはずです。

ウォーキングが健康によいことを示す研究はいくつも出ています。一つは寿命についてです。2010年、アメリカの有名な医療雑誌『JAMA』で「歩く速さ」が長寿に関係しているという論文が発表され、話題となりました。速く歩くには当然、筋肉が必要です。速く歩ける体を保つことが、寿命を永らえることに繋がるようです。

速歩きは「人生ラスト十年問題」の一つ、認知症にも効果が認められています。認知症患者に認められる脳内アミロイドβの量が、速く歩ける人ほど少ないと言います。脳疾患にも体の状態が関わってくるのです。筋肉の大事さがお分かりいただけたでしょう。

★年齢を重ねるごとに私たちはケイ素を摂取する力が落ちてきます。
ケイ素は自分では作り出すことができませんので、
食品などから補給する必要があります。
女性の骨粗鬆症の予防に植物ケイ素は欠くことのできない微量ミネラル。
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