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心筋梗塞や脳卒中リスクが増加 「三寒四温」4

2024年2月16日


それによって血液が固まりやすくなり、血栓による心筋梗塞や脳梗塞の発症リスクがアップすることもわかっています。急に寒くなった日は命が危ないのです。とくに高齢者は、ただでさえ生活習慣病や加齢によって冠動脈や脳動脈の動脈硬化が進んでいます。

気温の低下によって収縮期血圧が一気に20~30㎜Hgも上がる人も珍しくないといいますから、血管が負担に対応できずに心血管イベントを招く危険がさらに上がります。よりいっそう気を付けたいものです。

また、日々の寒暖差によって血圧が中等度高血圧の範囲(収縮期160㎜Hg以上、拡張期100㎜Hg以上)を超えて上下動を繰り返していると、動脈の内壁が傷つけられて動脈硬化が進み、さらに血圧の上下動が大きくなっていきます。そうした「負の連鎖」が心筋梗塞や脳梗塞を起こすリスクがアップすることもわかってきました。やはり、三寒四温の時期は要注意といえます。

 

 

★現在の日本人の平均体温は36.2度で、1957年の統計では、
36.9度だったので、半世紀の間に0.7度も下がってしまいました。
体温が1度下がると体の免疫力は3割低下するといわれています。
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