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症状と対策「熱中症」4

2023年7月11日


1.症状の確認

熱中症が疑われる時には、適切に応急処置をする必要がありますが「意識がない、もしくは意識がはっきりしていない」場合はすぐに救急車を要請しましょう。また、救急車が到着するまでの間に現場での応急処置も必要となります。

2.現場での応急処置

救急車を呼んだ場合もそうでない場合も、現場では速やかな処置が必要です。症状や重症度に関わらず、熱中症が疑われる時には涼しい場所へ移動し身体を冷やすことと、水分と電解質を速やかに補給する必要があります。

◆涼しい場所へ移動させる
風通しのよい日陰や、できればクーラーが効いている室内などの涼しい場所へ移動させましょう。

◆身体を冷却する
衣服を脱がせたり、きついベルトやネクタイ、下着はゆるめて身体から熱を放散させます。露出させた皮膚に冷水をかけて、うちわや扇風機などで扇ぐことにより体を冷やします。氷のうなどがあれば、それを首の両脇、脇の下、大腿の付け根の前面に当てて皮膚のすぐ近くにある太い血管を冷やしましょう。

 

 

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